米国南部で開発されてきた品種郡で従来のハイブッシュ系(Northern Highbush)を主成分とし、これに米国南部に自生する野生種の素質を導入しています。 まれにラビットアイ系の素質もわずかながら導入している品種(オニール、フロリダスター等)もありますが、ラビットアイ系の素質の導入には複雑な育種過程と長年月を必要とすることもあり、この手法は一般的とはなっていません。
耐暑性、土壌適応性は従来のハイブッシュ系に較べ、若干改善されている品種が多い。
果実特性、収穫時期(6月〜7月が中心)はハイブッシュ系とほぼ同じです。
低温積算要求(Chilling Requirement:CR) 100〜500時間
=ブルーベリー樹体の冬季休眠後の順調な生育に必要な冬季7℃以下になる時間数を合計した数字
四国、九州でも冬の寒さはかなり厳しく、鹿児島でもCRは1,000時間を越えているはずです。
従って、南西諸島を除き、ほとんどの地域では従来のハイブッシュ系(Northern Highbush)
と暖地ハイブッシュ系(Southern Highbush)を特に区別して考える必要はありません。
しいて違いを見出すとすれば後者はやや樹高が低く、最近の育種ということもあって諸特性が若干改善されている位と見てよさそうです。
小社では以下の暖地ハイブッシュ系品種のブルーベリー苗を販売致しております。
品種特性等については品種名のところをクリックしてください。
収穫開始時期
6月上旬〜
フロリダスター(Star) オニール
6月中旬〜
ミスティー シャープブルー ガルフコースト
リベイユ ケイプフェア エイボンブルー
ジョージァ・ジェム マグノリア
6月下旬〜
サンシャインブルー レガシー サミット
オザークブルー