有限会社　アルビックは、１９９３年創業以来、ブルーベリー苗の生産・販売に携わっております。

創業当初はそれまでに日本に導入されていた品種のブルーベリー苗のみを扱っておりましたが、次第に米国より
最新の品種を輸入する必要性を痛感し、１９９６年２月、暖地ハイブッシュ系４品種(Oneal,Sunshineblue等）と
矮性ハイブッシュ系品種（Tophat)の５品種を輸入致しました。その後も数年に亘り、米国等よりの輸入を継続し日本にとっては目新しいブルーベリー品種を多数導入することが出来ました。　その後、他社も勢力的に輸入競争に参加するようになり、現在では実に多くのブルーベリー品種が日本に導入されております。
これらの品種は摘取園や家庭園芸に十分に活用されているようです。

その一方，私たちの近所のスーパーマーケットには国産のブルーベリー果実よりは輸入のブルーベリー果実を並べていることが多く，生果出荷をある程度の規模で行う生産者が日本ではまだ少ないことが伺えます。
このことは生果出荷を行う上でブルーベリーの持つ、摘み取りや選別に手間がかかるという欠点、日本での労賃の高さ等も大いに影響しているとは思いますが、どの品種が生果出荷に適しているのかということに関する研究がそれほどなされてこなかったことも一因ではないかと感じています。　ブルーベリーの生果出荷が日本で定着するかどうかは現時点では判断し兼ねますが、小社も地味な作業を通じてこの観点から品種を見つめていきたいと考えています。

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